北半球に広く分布し、日当たりのよい野原や道ばたに自生するトクサ科の多年生シダ類です。根茎の所々からでるツクシに続き別の節から伸びてくる緑色の栄養茎です。ミネラルを多く含み、カルシウムはほうれん草の150倍です。
スギナは漢方では問荊(もんけい)という名で生薬として用いられ、民間薬としては婦人病や淋病に使用されてきました。
ツクシはスギナの胞子茎で、スギナは栄養茎です。ツクシはスギナの子供です。ツクシは食べられますが、スギナは薬用にします。
効能として利尿、鎮咳、去痰、解熱、抗炎症、肝炎、解毒、止血作用、腎臓病、膀胱炎、咳、下痢、高血圧があります。
スギナ茶は、ほかの野草茶との相性がよく、カキドオシ、センブリ、オオバコ、 ドクダミ、ヨモギ、タラノキ、ウコギ、タンポポといった植物とは特に相性が良い。ブレンドして飲めば相乗効果も期待できます。
|
成分 |
- 必須栄養素のケイ酸とサポニンの一種のエキセトニン、ベーターシトステロール・タンニン、葉緑素、カルシウム、カリウム、リン、鉄などが含まれています。
|
|
葉緑素の働き
「植物の血液」ともいわれ、炎症の抑制、肝臓の強化、有毒物質の排出、造血、血液の浄化、組織の修復、生体のバランス維持
ケイ素の働き
ケイ素(シリコン)は水素イオンを補足する働きがあるので血液が浄化され、また血中酸素の量が増えます。その上、ケイ素はコレステロールに作用して血管壁の掃除もしてくれるので血液の循環も良くなります。更に、赤血球に付着している水素イオンにもケイ素は作用するので赤血球による酸素運搬も活発になり、ひいては体全体の抹消血管にいたるまで酸素を運んでくれるので細胞が活性化され健康になります。
|